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アンティーク

Antique

輸入関税に関する法律で 「製作後100年を経た物」と定義され、
関税額を決定する基準となっています。う~ん、ちょっとむずかしいですね(T-T) 
どうやらこれは、アメリカの法律で、しかも制定された時期が
20世紀初頭の頃のもののようです。現在では第二次世界大戦を境に、
それ以前のものを「アンティーク」と呼ぶのが一般化しているようです。
1940年代がライフスタイルに大きな変化がみられた、大量生産、
大量消費へと時代が急速に変化していったため・・と言われています。
「アンティークは、100年前!」とよく耳にしますが、
時代は変わってきているのですね♪


アースンウェアー

Earthenware

アースンウェアーとは、イギリスのスタッフォードシャーで初めて作られた、
「イギリス国内で採れる赤土のみを使った焼き物」でした。
その後、1720年代頃から白色の陶器の研究が行われ、
「ホワイトアースンウェアー」と呼び、区別されているそうです。
アースンウェアーは、製造時にできる凸凹や釉薬のムラ等で、
その独特の暖かな風合いをかもし出していますね。
そういえば、スージー・クーパーさんの初期の頃の作品も
この「アースンウェアー」で、なんだかとっても暖かいですよね。


アール・デコ

Art Deco

フランス語の「アール・デコラティフ」(装飾美術)の
略称のことだそうです。(知りませんでした!)
1920年~1940年頃にかけて、ヨーロッパに広がった
建築、工芸、デザインなどの装飾様式ですね。
正しくは1925年にパリで開かれた「現代装飾美術・産業美術国際展」を
特色づける装飾のスタイルのことを指します。
直線的でシンプルなデザイン、同心円、ジグザグなど、
幾何学的なデザインが多用されているところが特徴です。


アーツ・アンド・クラフツ

Arts and Crafts

19世紀末、イギリスのデザイナーであるウィリアム・モリスさん(1834-96年)が
呼びかけたデザイン運動のことです。当時は、産業革命の結果として、
大量生産による安価で粗悪な商品があふれていました。
モリスさんは、「中世の手仕事に帰り、生活と芸術を統一すること」を
主張されて、1861年にモリス商会を設立しました。優雅な植物画が美しい、
壁紙や家具、ステンドグラス等のインテリア製品を製作したのですね。
生活と芸術を一致させようとしたモリスさんの思想は、世界各国にも
大きな刺激を与え、デザイン史上にも今なお大きく位置づけられています。
私もこのモリスさんの分厚いご本を大切に持っています(*^^*)
イギリスのコッツウォルド地方で描かれた、
たくさんの植物画たちが大好きです。


アイリッシュガラス

Irish Gallas

アイリッシュガラスといえば、ウォーターフォード社といわれるくらい、その歴史は
古いようです。1783年にアイルランド南部の港町ウォーターフォードで
創立されました。イギリスでは1671年に発明されたクリスタルガラスにより、
18世紀の初頭からカットガラスの生産が始められました。
その後、隆盛を極め、18世紀の後半、イギリス政府によりガラスの
重量加算税が施行され、多くのガラス職人が国外に流出してしまったそうです。
アイルランドのウォーターフォードは、その受け入れ先のひとつであり、
この時代からアイリッシュガラスの歴史が始まったとも言われています。


アンティークパイン

Antique Pine

アンティークパイン家具とは、樹齢100年以上の無垢のパイン材を
使って作られた家具のことで、100年以上経たものを指します。
合板やベニヤ材等は使わず、無垢のパイン材(集成材を含む)を
使ってつくられたもので、長い年月を経ると
なんともいえないい味わいをかもし出してくれます。
https://www.dreaming-place.com/SHOP/233398/list.html


アンバー

Amber

アンバーとは、英語で「琥珀」のことですね。
木の樹脂(ヤニ)が地中に埋没し、長い年月により固化した
宝石のことを言います。ペンダント、ブローチ、リング、
ネクタイピンなどの装飾品に利用されることが多く、
貴重なものとして世界中にコレクターが多いですね。
また「琥珀色」のことも一般的にアンバーと呼ばれていますね。


アン王女

Princess Royal Ann

プリンセス・ロイヤル アン。1950年8月15日生まれ。
イギリスの王族。プリンセス・ロイヤル(第1王女)の称号を持ちます。
父はエディンバラ公フィリップ、母はイギリス女王エリザベス2世。
お兄さんはチャールズ皇太子、弟はヨーク公アンドルー、
ウェセックス伯エドワードがいらっしゃいます。

青りんどう

Blue Gentian

スージーさんの1959年の作品ですね。
青りんどうの絵が力強く描かれています。
ハンドペイントの作品で、りんどうの葉と帯が同じ色で落ち着いた印象ですね。
イギリスのアンティークフェアをまわっていると、よく目にする作品でもあります。
https://www.dreaming-place.com/SHOP/1838/378105/list.html


アザレア

Azalea

スージー・クーパーさんの、1952年の優雅な色調の作品ですね。
「アザレア」とはつつじのお花のことですね。でも日本のつつじとは違って、
なんとなくバラのような、八重咲きの美しいお花です。
この時期は、とてもよく似たお花のデザインを、数々発表したそうです。
この柔らかいやさしいトーンの描写が、私はとっても好きなのです。



アーレイホール
ARLEY HALL
& GARDENS

マンチェスターの近くチェシャーにある、広大なマナーハウスとガーデンです。
約1万坪のフォーマルガーデン、8500坪のウッドランドガーデン・・・、
全体の敷地は10万坪くらいあるのでしょうか。す、すごすぎます♪
しかも、この大きなお屋敷には今も人が住んでいるのです。
550年ほど、実際に邸宅として使われているのですね・・。
正面玄関の巨大な時計塔も、400年間時を刻んでいるというのですから
何もかもびっくりです! ほんとうにここのガーデンは素晴らしいのです。
日本の方には、この近所にある「タットンパーク」が有名ですが、
私は個人的には、こちらのアーレイホールのほうが好きかも知れません。
私のブログ「店長せつのイギリス買い付け交換日記」でも
その感激を少しお写真と一緒に、書かせていただきました♪
https://kaitsukekoukannikki.seesaa.net/article/108226856.html



アンさん
Mrs Ann

2回目のイギリスの買い付けの旅で偶然知り合った、ウェッジウッドや
スージー・クーパーのコレクターの素敵な初老のご婦人です(^^) 
イギリスにお伺いするたびに、アンさんにお会いするのが大きな楽しみです♪
いつもたくさんのコレクションを見せていただくのですが、そのどれもが
ひとつひとつほんとうにきれいに磨かれていて、お人柄がうかがえます。
(しかも、いいんですかー!?というとってもお安いお値段で譲ってくださって・・)
アンさんも、私と同じでお花や植物柄が大好き。そんなところも気が合うのです。
いつも明るくて元気なご主人のジョンさんと、大きなアンティークフェアで
趣味のお店を仲良く開いていらっしゃいます。
昨年はついに!お宅におじゃままでしてしまいました(*^^*)


アイアンストーン
Iron Stone

1813年にイギリスで製造が始まったもので、「硬質陶器」と呼ばれヨーロッパの中でも、特に英国で多く生産されたそうです。
一般の陶磁器は、800℃前後(うわぁ~!)で素焼きをした生地に釉薬をかけて、1200℃-1350℃で本焼成をするというつくりかたが一般的です。
(1200℃・・・って、ものすごい暑さですねー!びっくり・・T-T)
アイアンストーンは、素地焼成を1250℃前後で焼いた後、釉薬をかけて
1200℃前後で釉焼成をする、という作り方をしています。
その結果、普通の陶磁器よりも、とてもとても強い焼き物になり、それが人気を呼び、19世紀中ごろから盛んにアメリカやカナダにも輸出されたのですね。
たしかにアイアンストーンの陶器は、手に持ってみると・・・ずっしりと重たくて、
なんだか安心感があるのです。うちは床が石なので、つるっと手を滑った陶器は
100%割れてしまいます(T-T)  もしかしたら、このアイアンストーンでそろえたほうがよいのかも・・・(うふふ *^^*)


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